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2014-07-29

2014年7月27日 陽明山系竿尾崙 - 菜頭崙 - 大屯溪古道 盛夏の沢下り歩き

三芝三板橋から望む、左が竿尾崙、右が小觀音山(北北西稜)
北北西稜から竿尾崙の尾根と、その右に小觀音山主稜線(左が菜頭崙)を見る(7/20撮影)
一週間前に小觀音山西峰に登り、北北西稜を下った。北北西稜は、かなり長い尾根だが、約200mぐらいの深さの大屯溪を挟んだ対岸に長く延びる竿尾崙の尾根があった。北北西稜と竿尾崙尾根は、小觀音山の主要枝尾根でそれぞれに登山道がある。小觀音山西峰からの景色に感動して、今回の山行となった。つまりは、それだけ魅力のあるルートである。最近は、陽明山系の山登りが多いが、その流れもある。夏は、あまり長く歩く気がしない。そのためアクセスも簡単なところを好んでいる。

大屯溪の沢越え
台湾は軍事的な理由から、山登りを制限している地域がある。陽明山系では、小觀音山から北に延びる尾根とその先端の竹子山である。ここには重要なレーダー通信設備基地があるということで、アクセスできない。基地まで自動車道路が通じているが、当然一般には通行禁止だ。小觀音山主峰にも、実は同じように通信基地がある。以前は近くを通行するのが大変だったようだが、最近は別ルートがあるようだ。今回の菜頭崙は小觀音山前峰とも呼ばれ、西峰まで続く小觀音山連峰の最北端のピークである。ここから先は、竹子山へ尾根が続いているが、上記の理由で尾根上の縦走路はない。西側に枝尾根やその間の谷を行く古道はある。

西の北新荘からぐるっと右回りで回遊する
歩行高度プロファイル
今回は、三芝北新荘から三板橋を通り、竿尾崙古道からその先の尾根を登って、小觀音山の主稜線に上がる。少し北へ菜頭崙を往復、南に下がる。もともとは小觀音山主峰も往復するつもりだったが、ガスってしまい何も見えないので、行かずに大屯溪古道を下った。下りきると同じ三板橋に出て、北新荘へ戻った。所謂O型ルートといわれる回遊型のコースを歩いた。

陽明山山系の北西側になる
産業道路からみる竿尾崙
MRT淡水駅で、同行者のZさんとLさんと集合する。7時40分発の875番バスで、北新荘へ向かう。30分ほどで到着する。支度をすませ出発する。晴天で、今日は暑くなりそうだ。三板橋古道の山門をくぐり、産業道路を歩き始める。進行方向に小觀音山の北北西稜とその左に竿尾崙が、遠くに控えている。登りが続いた後、少しの上下を繰り返して道は進む。8時32分、三板橋に着く。竿尾崙がだいぶ高く見え、これからの苦労が予想できる。

森の中の分岐部




三板橋から更に産業道路を進む。右に大屯溪古道への道を分け、その先右に曲がりこんだところが竿尾崙の登山口である。8時40分、この道を歩き始める。すぐに土の道になり、森の中を登っていく。入口から10分程度のところで、右に石積みの壁がある。資料では炭焼窯の跡だそうだ。その少し先で、道は左右に分岐する。どちらの道を進んでも竿尾崙へ通じる。右の道をとり進む。朝陽が森のなかに差し込んでいる。9時7分、右に道が分岐する。大屯溪古道との連絡道だ。分岐から少し急登すると別の分岐である。先ほど別れた道がここで合流する。歩き始め約1時間、少し休憩する。

補助ロープの急坂を登る
大石の間を登る
巾のある尾根の森を登っていく。20分ほどで、坂道は勾配がきつくなる。補助ロープがある。先週の台風で折れた枝が道を塞ぐ。急坂の倒木は、避けて脇の歩きにくいところを進まなければならず辛い。さらに10分ほど行くと、大きな石がごろごろしている中を登る。9時55分、二回目の休憩をとる。昨日遅くまで飲んだのがたたって、今日は登りが辛い。休憩後、登りはまだ続く。そよ風が吹いていのが幸いだ。10分ほどで、また大石の間を登る。登りがゆるくなってくる。そのうち頂上が見えてきた。10時20分、草の頂上に飛び出した。

竿尾崙山頂からの眺め、前方は小觀音山、レーダーがあるのが主峰、一番左が菜頭崙、右は西峰・北竹子山
海側と竹子山方向の展望
北北西稜上の登山者二人(赤線の円の中)
標高860mの竿尾崙頂上は、基石や名板もない。幸い草が高くなく、石の上にのると周囲がよく見える。進む方向には、ピークが二つほどあり、その先屏風のような主稜線に連なっている。振り返れば、海と広い裾野がある。小觀音山が火山であり、その広い裾野が広がっているのが判る。左には、竹子山がある。雲が低くなってきて、竹子山は見え隠れしている。右は、谷を挟んで先週下った北北西稜の長い尾根が下がっていく。尾根上の同じような高さにある、小さなコブ状のピークに、黄色の点が見える。登山者か。その時は、動いていなかったので、結局登山者ではないという結論であったが、実は午後大屯溪古道で出会うことになる二人であった。

山腹のトラバース、補助ロープが張ってある
山腹を進む
尾根上の道は、予想とは違い稜線の起伏を追うのではなく、稜線から少し下の山腹を行く道である。一度左側を少し行くのを除いて、右側山腹を進む。道幅が狭いところもあるが、他の山でも同様なところは多々あり、別に危険ではない。岩の下をゆく場所には補助ロープも張ってある。約30分ほどの山腹を歩く。その先主稜線に向かっての登りが始まるので、少し休憩する。

矢竹のトンネル



登り始め数分で矢竹が現れ、次第に密度が高くなる。道は矢竹のトンネルを登っていく。人ひとり分の巾に刈られているので、藪こぎの苦労は少ない。大部分は人の背丈より高いが、一部景色が見える。振り返ると竿尾崙が遠い。残念なことに、霧がかかり始め遠くははっきりしない。11時37分、主稜線の分岐に着く。約20分の登りである。霧がかかってきている。晴れていれば暑いが、太陽が遮られてそれほど暑くない。時間が早いが食事休憩をとる。

矢竹の登りで振り返る、竿尾崙が見える
主稜線分岐部、矢竹が綺麗に刈られている
休憩後、先に菜頭崙を往復する。12時10分、菜頭崙へ向かう。一度下り軽く登り返すと菜頭崙(標高1039m)頂上である。広く矢竹が刈取られた頂上には基石があり、左に五腳松古道方向への道が、矢竹の間に下っていく。頂上から折り返す時、来るときにも出会った単独登山者が休んでおり言葉を交わす。すると、矢竹の刈り取りは彼がやっていることが判った。それも鋏で一本一本切っているとのこと。主稜線上の矢竹は刈られて、立派な山道が出現しているが、こうしたボランティのおかげである。頭がさがる。

菜頭崙からやって来た道を見る、矢竹が刈られた広い山道
稜線を行く、霧で視界は限られる

大屯溪古道の分岐
矢竹の中を下る
竿尾崙古道との分岐を過ぎ、主稜線上を行く。一度下り登り返す。左側の笹が刈られて、晴れていれば金山方向の景色が望めるはずだが、霧の中だ。12時35分、大屯溪古道との分岐に着く。直進すれば小觀音山主峰に着く。往復してもこの霧では景色が望めない。主峰は次回行くことにし、右に下り始める。急坂が矢竹の中を下っていく。両わきの矢竹を掴み、後ずさりのように下ると按配がよい。20分ほどで矢竹を抜け、樹林の下りになる。登ってくる登山グループをすれ違う。更に下ると、同じグループの後半メンバーとすれ違う。かなり遅れている。勾配が緩くなり、13時15分西峰方向へ登っていく道との分岐に着く。その先更に下り、沢の二俣部分で長い休憩をとる。

二俣休憩場所
Frankさん(左から二番目)と記念撮影
さきほど分岐部分で出会った、二人の登山者も二俣で休んでいる。バーナーを取り出してお茶を沸かしている。そのお茶をふるまってくれた。話をすると、「陽明山腳下的法蘭克」というブログを書いているFrank Laiさんとその奥さんとのこと。筆者も時々、アクセスし参考にさせてもらっているブログである。北北西稜の山道を登り、その後下ってきたということである。矢竹の長く続く北北西稜の登りはさぞかし大変だったと思う。更に確認すると、我々が竿尾崙山頂で対岸のピーク上で登山者だと思ったのは、実に彼ら二人であった。まさに奇遇である。

約30分ほど冷たい沢水の恵みを味わい、14時に二人に別れを告げ古道を下り始める。大屯溪古道は、以前二回登ってきている。下るのは今回が初めてだ。大屯溪古道も沢沿いのこの部分は渡渉が数回あるが、それほどの急坂でなく道の状態もよい。下るのも比較的楽だ。沢越えも、水量は多くなく、踏み石を踏んで簡単に渡れる。すべて補助ロープが渡してあるのでなお楽である。

冷たい沢水の流れる大屯溪
渡渉部分にはロープが張ってある
木漏れ日が木々の間を通して沢や道をまだらに照らしている。強い太陽の当たる部分と、暗い日陰のコントラストは、まさに夏の森である。沢沿いでくつろいでる登山者たちと出会う。谷の巾が広くなる。沢登りをしているグループが、沢水の中を進んでいる。15時、最後の渡渉部分にくる。ここで最後の休憩をとり、沢水の冷たさに再度感激する。

産業道路から見る、中央は小觀音山北北西稜、右は菜公坑山、左遠くに主峰が望める
近道を三板橋へ下る
沢を渡り数分で、産業道路の末端部分に来る。車が数台停めてある。下って行くと、レジャー客達が沢に降りて水遊びをしている。今は夏の真っ盛りである。民家を左に見て、更に下る。振り返れば、小觀音山の北北西稜を真ん中に、右に菜公坑山が、左奥は小觀音山主峰のレーダーが見える。ここも以前通過しているが、遠くまで見えるの初めてだ。朝登って行った産業道路にでる。すぐ右に下りる道がある。これはちょうど近道となっており、下るとすぐ三板橋に着いた。三板橋も遊楽客でいっぱいだ。少し進み、振り返る。竿尾崙が遠くにある。朝と同じ風景だが、すでに登ってきた。15時58分、北新荘バス停に到着、大勢の登山客がバスを待っている。数分待つと875番バスがやって来た。

歩行距離11.4km、休憩込み行動時間7時間50分、登攀累計は1184mである。今回は休憩時間が長いので、実質の歩行時間は6時間10分ぐらである。夏の山は、むやみに歩くより、余裕をもって楽しんだほうがよい。困難度は、ルートはクラス3~4程度、体力要求度はクラス4である。

主稜線上から竿尾崙の尾根を眺める

2014年7月26日 陽明山系竹篙山から古道をへて下山 慢集團の道案内

竹篙山山頂での全員集合記念写真、筆者は後列右から二番目
先月はじめ、慢集團活動で荷蘭古道から竹篙山を歩いた。天候が良くなく、予定を早く切り上げた。竹篙山も雨の中、まったく景色はなかった。夏になり台北郊外の山での活動は、かなり暑いなかの山登りになる。そこで、前回展望がなかった竹篙山から、三本の古道(內寮古道、瑪礁古道、內雙溪古道)を経て下り、また沢沿いで涼しい道を歩くルートで案内した。今回は天気に恵まれ、また下りがメインのコースなので時間もゆっくりあり、沢沿いでくつろぐこともできた。
北から南へ歩く、歩きはじめ部分はトレースなし
下りメインのハイキング
冷水坑の登山道入口
陽明山は、台北市街から近くアクセスも便利なので、四季を通じて登山者が多い。夏は特に多く、陽明山の顔、七星山周辺へ行くバスはMRT劍潭駅のバス停に長い行列が並ぶ。今回は、小15番バス停或いは出発点の冷水坑での集合である。小15番バスは、小の字が付いているようにマイクロバスの運行だ。長い行列は、バスが到着しても乗り切れない。増発があり、大型バスも追加運行される。本来は擎天崗が最終点のところ、道の関係で大型バスは冷水坑までだ。我々は二台目に乗車し、冷水坑へ向かう。空は快晴、山々がくっきり見える。

牛奶池と背後の擎天崗山
8時少しすぎ、冷水坑バス停に到着する。ここですでに待っているメンバーが合流し、全員で30名からの団体となる。今回は、参加人員に所謂外国人(自分も台湾では外国人だが、外見では判らない)も数名、国籍で言えば5カ国人の団体だ。はじめに歩く全長2キロ足らずの冷水坑と擎天崗を結ぶ道は、整備された国家公園の道である。この道を歩くのは、もう三年ぶりだろうか。

吊橋と背後に七星山
展望台
恒例の準備体操やルートの説明のあと、8時20分ごろ歩き始める。歩き始めてすぐに左の道を登り、牛奶池(牛乳池)を見る。鉱物が溶けて白色を呈している池である。菁山吊橋を越える。七星山をバックにした吊橋は、絵になる。渡ったあと分岐をすぐ右に折れて森の中を進む。15分ぐらいの歩きで、中間位置の展望台に着く。二階の台上に登ると、視野が広がる。手前の草原の向こう、真ん中に擎天崗を取り囲むように左に擎天崗山、奥には石梯嶺そして右にはこれから登る竹篙山がある。なだらかな山容で、気持ちが広々とする。

展望台から望む、左は擎天崗山、奥は石梯嶺、右は竹篙山
擎天崗の草原から竹篙山を望む
展望台から、道は沢沿いに下り、右に絹絲瀑布步道が合流する。牛止めの柵をすぎ、登り返すと擎天崗の草原に出る。ここまで約40分の道のりだ。擎天崗は、一面の草原。今日は放牧の牛は見かけない。擎天崗遊歩道に合流し、右に進む。ゆっくりの上り坂を行く。トーチカの分岐で右に竹篙山へ向けて、道を進む。七星山は、頭に雲が去来し始めた。9時20分、竹篙山頂上に着く。今月半ばに来た時よりは、雲が多めだ。

竹篙山から七星山を望む、今日は雲をかぶっている
石のゴロゴロする涸沢を下る
登ってきた道を折り返し下る。トーチカ分岐に付く前に、右に土の道をとり入る。古道歩きの始まりである。草の間を進む。左に內雙溪古道へ下る道をわけ、まもなく今回の三本の古道の一つ、內寮古道への分岐に着く。そのまま尾根をゆけば瑪礁古道である。沢沿いに進む內寮古道は、沢道の常のツメ部急坂がある。補助ロープもはってある急坂を下っていく。苔で緑の石がゴロゴロする涸沢の様子が現れ、左右の山壁がだいぶ広がってくると、右に細い沢の水を見る。前の晩夕立でかなり多くの雨が降ったので、道は濡れているが、沢の水は特に多くない。

番婆厝廃屋
土地公の広場、奥に祠
10時7分、番婆厝の廃屋に来る。石を積み上げた壁が苔むして残っている。結構な大きさだ。小沢を越え、右に竹篙山南峰への道を分岐する。陽明山の古道は、他でよく見かける藍天隊の道標が少なく、初めて訪れる時は地図が必須だ。番婆厝廃屋から約10分、土地公の広場にでる。広場と言っても人工のものではなく、開けた場所だ。土地公の祠には神像はないが、香炉には焼香されている。開口部に書かれた文字も赤が鮮明で、手入れされていることが判る。ここで小休憩をとる。冷水坑へ自家用車できていた3名のメンバーがここで分かれ、きた道を戻っていった。

瑪礁古道を下る
古道を進み、もう一度沢を越すと、柵を越え左に道が分岐する。これは左の尾根上を進む瑪礁古道への連絡道だ。数分の登りで尾根上の分岐につく。ここからは瑪礁古道を下っていく。樹間がひろい雑木林の中を下る。概ねひろい尾根の道は、とても快適だ。約20分で、左に內雙溪古道へ続く道の分岐に着く。また小休憩をとる。

山腹を進む。水道用の塩ビ管が道にそって伸びている。幹にプラスチック板に点字のように記してある道案内板がある。劉さんの作ったもののようだ。以前通り過ぎた時は気づかなかった。ペンキで1.7Kと記してある石をすぎ(清風亭から起算)、さらに数分で右に沢に下る道に分岐に着く。右に降りて沢を越える。対岸に二人の登山者がいて、何かを見ている。ちょうど長さ数十センチの青い蛇が逃げていくところだった。

プラスチック板の道案内
內雙溪を渡る
全員が渡り切るのを待ち、左岸の道を進む。ここからは內雙溪古道となる。右下の沢はだいぶ水量が多くなってきた。また、沢から結構上を進む。11時47分、人家の前に出る。ここは、まだ人が暮らしている。庭には切った野菜を干してある。家の前を通り過ぎ、下っていく。沢に下りきると、右に坪頂古圳へ続く道が別れる。內雙溪の沢沿いには、合計3本の用水路が造られている。一番上が坪頂古圳、坪頂新圳そして三番目の登峰圳である。

左岸の道を進む、石で階段を造ってある

更に左岸を下る。12時、二番目の坪頂新圳取水口に着く。数名の登山客が沢沿いで休んでいる。我々も昼食休憩とする。時間も早いので、水に浸かることもできるように、1時間近い休憩とする。青空からは、木々の間を通して光がまばらに沢を照らす。水は清く冷たく、これが夏山の楽しみだ。台北は、今36、7度の高温コンクリートジャングルで、うだっていることだろう。ここは、自然の冷房、街からわずか1時間で別世界である。メンバーは、それぞれ思い思いに時間を過ごしている。

沢岸でくつろぐメンバー
坪頂新圳沿いに歩く
12時50分過ぎ、下山を始める。用水路沿いに進む。10分ほどで、坪頂古圳歩道に合流する。右に登っていく。ここからは、石畳の良い道だ。台北市親山歩道である。数分で上を流れる坪頂古圳に登り着き、しばらくこの用水路にそって歩く。用水トンネルで水は山洞に入っていく。その少し登ると、峠の清風亭である。13時14分、時間はまだ早い。涼しい風が峠を吹き抜けていく。

峠の清風亭
大崎頭歩道の石段、倒木が切り取らている
最後の歩きは、大崎頭歩道を下る。ここも台北市親山歩道で整備がされている良い道だ。枝尾根を急坂で下っていく。太い倒木も、しっかり切り取れてじゃまにならない。民家が現れ、右に折れる。庭先を通り過ぎ、また石階段を下っていく。棚田を見ると、もう道はすぐ終わりだ。至善路に下りきり、右にまがってまもなく小18番バスのバス停である。13時47分、平頂古圳歩道入口バス停に着いた。十数待つと、バスがやって来た。

段々畑の向こうに大崙尾山
今回のハイキングは、下りメインでなおかつ沢沿いに進むという、暑い夏の郊外の山を楽しむ意図での企画である。所要時間は、長い休憩をいれて都合約5時間半、距離は約9kmである。参加メンバーの反応を見ると、当初の目的は果たせたようだ。夏は、やはり沢沿いの道が良い。